たくさんのコメント、ありがとうございます。
今まで、サッカーに対して自分の意思を曲げずに貫き通してきたことに
多くの方々が共感してくれていることを知った。
自分の目指す方向が間違いでないことを、改めて知ることが出来た。
選手を終えても、この感覚だけは大切に持ち続けたいと思う。
ただ夢中になりすぎて、自分自身を見失うことがあるかもしれないので、
カバーリング、よろしく。
話は変わって、ここはどこでしょう?
今、ヨーロッパに来ています。
大学へ進学するつもりでいた高校3年の夏、結局卒業後はプロの道を選択
して、あれから18年。
プロ1年目は、まだ学生気分が抜けきらない自分を厳しく指導してくれた
2軍コーチのおかげで、なんとかプロの世界にとどまることができた。
95年のアーセン・ヴェンゲルとの出会いではサッカーの楽しさ、そして
追求し続けることの重要性を知ったことで、日本代表にも選ばれW杯にも
出場できた。
98年のW杯時は、視野に入るものすべてが初めてのことで選手、サッカー
関係者、メディア、ファンなど手探りの状態の中で世界に触れたことを、
今でもよく覚えている。
2000年に名古屋をクビになってからは、いろいろとプレーの場を変えて
きたが自分を見失いそうになる時は、必ずヴェンゲルの元を訪れた。
そこで、アドバイスやトップレベルの選手達と一緒にプレーさせてもらった
ことで、自分の立ち位置、サッカーに対しての思いを再確認できたことが、
本当に有り難かった。
2007年に日本からカナダにプレーの場を移した時は、文化や言葉が
全く違うことに戸惑っていたが、選手、チーム関係者、そしてバンクーバー
在住の日本人の方々に助けていただいたおかげで、サッカーに集中して
取り組める環境に身を置くことができた。
26年間のサッカー人生は、素晴らしい出会いの連続で大好きなサッカーを
追求し続けることができ、自分はつくづくラッキーな男だと思う。
小学校4年生にサッカーを始めた頃から、とにかく『うまくなりたい』と
今もなお持ち続けることが出来ているのは、共に世界を目指し戦った仲間や
その思いをサポートしてくれたサッカー関係者、どこへ行っても応援して
くれたファン、そしてどんなわがままも聞いてくれた両親、家族のおかげ
だと思っている。
感謝してます。
今までは選手として『うまくなりたい』という思いを持って一流を目指し
プレーをしてきたが、これからは一流を目指す未来の選手たちのために
『うまくなりたい』と思い続ける向上心を、自分なりに伝えることが
できたらいいなと思う。
26年間、本当にありがとうございました。そしてこれまでの素晴らしい
出会いが、これからこの『nice to meet you』でも出会えたらうれしい!
これからもどうぞよろしく。
平野孝